レッスン便り

フルートレッスン事例:唇がふるえる悩み、主婦Kさん

主婦Kさんとのレッスンより

今年の1月からレッスンに通われている主婦のKさん。

緊急事態宣言などもありお休みする期間などもありましたが、11月からレッスンを無事再開しました。

唇がふるえる悩み

今回のご相談は「音を伸ばしているときに、唇がふるえてしまう」という内容。

鏡を見ながら音を出して、唇がふるえているか、いないかをチェックしながら練習していたそうです。

実際に音を出しているところを見させていただきました。

初めてレッスンをさせていただいたときよりも体全身の過緊張も少なくなってきているのですが、音を出そうとする瞬間に違和感がありました。

一度楽器を置いてもらって、体の動きの違いを観察するゲームをしました。

頭の動きの違いを観察するゲーム

まず初めに、「頭を下方向ににギュッと押し付けたときにどんな感じがするか」を観察してもらいました。

Kさんは「すごく体が硬くなって、嫌な感じがする」とのこと。

「この状態ってフルートの音を出そうする瞬間に似てますか?」とKさんに聞くと「似てます!」とおっしゃいました。

この感想はKさんにとっては大きな気づきになりました!

次に頭をギュッとするのをやめたときの頭の動きを観察してもらいました。

「どんな感じがしますか?」と聞くと「頭がふわっとする感じがします」と。

3つの体の動きを観察するゲーム

3つの体の動きをA,B,Cのパターンで観察してもらいました。

3つの体の動き

  1. 歩く
  2. 腕を上げる
  3. 呼吸をする

A・B・Cパターン

A:頭を下にギュッと押しつけるようにして、1~3それぞれの動きをする。
B:ギュッとするのをやめて、1~3それぞれの動きをする
C:ギュッとするのをやめたときに「頭がふわっと動いた方向に、体全体がついていくと思いながら1~3それぞれの動きをする。」

1〜3の動きをA,B,Cの順番でやり、動きやすさの違いがあるかを観察してもらいました。

呼吸のしやすさを観察したときでした。

Cの意図を持ちながら呼吸をしてもらったら「すっごく心地のよい呼吸ができました!!なんか自然いっぱいのところにいるみたいです。この呼吸でフルートを吹きたい」とおっしゃてくれました。

Kさんがこれまでフルートの音を出すときにしていた体の使い方は「ギュッと頭を押し付けた状態」ということを認識できた瞬間でした。

心地のよい呼吸でフルートを吹く

心地よい呼吸をするためにどんなことをする必要があるのかをおさらいしてから、再度フルートで音を伸ばしていただきました。

すると唇もふるえることなく、音が安定して出すことができました。

ぼくの中で何よりもうれしかったのが、これまで聴いたKさんの音の中で一番いい音だったことです。

音を出したあとに「すっごく楽です。吹きやすいし、音もよかったです。これをしっかりと身につけたいです。私は音がしっかりと鳴っている感覚が欲しいからギュッとした状態で吹いていたんですね。ようやく理解できました。」とおっしゃっていました。

Kさんのこれからが楽しみだなと思うレッスンでした。

今回は主婦Kさんのレッスンをご紹介しました。

初心者の方、経験者の方、体の使い方や心の使い方を知りたい!という方もお気軽にお問い合わせください。

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