こんにちは!生まれも育ちも横浜のハマっ子。フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。
こんな方におすすめ
- アレクサンダーテクニークのレッスンを受けるとどんないいことがあるの??
- レッスンのメリット、デメリットはあるの?
- レッスンを受けている人のリアルの声を聞きたい
この記事では僕自身がアレクサンダーテクニークのレッスンを受けたことで感じた「メリット」と「デメリット」をまとめています。
レッスンを受けてみたいなとお悩みの方の参考になるはずです。
なぜならアレクサンダーテクニークを5年学び、実践してきた僕がお伝えしているからです。
アレクサンダーテクニークってなんか難しそうと思う方でも簡単に理解できるように、わかりやすくまとめているので最後までお読みくださいね。
Contents
レッスンを受けたことで得られたメリット

肩こり、腰痛がよくなった
学生のときは、座学、演奏中、何をしていてもカラダが痛かったんです。
それがたった数回レッスンを受けただけで軽減しました。
フルートを構えるのがラクになった
フルートは他の楽器に比べると重さは軽いです。ですが、構えに関してはかなり繊細な楽器でした。
実は、僕の肩こり、腰痛はほぼ構え方が原因で起きていました。
それがアレクサンダーテクニークのレッスンを受けたことでラクになりました。
音が響くようになった
学生の時のコンプレックスは音が小さいことでした。
息をたくさん使いすぎると音程は高くなるし、かといって少なすぎると音は響かないしと混乱していました。
カラダ全身をどう使うのかを少しずつ変えていったことで、ラクに響く音が出せるようになりました。
教えることが楽しくなった
学生のころ何回かレッスンをすることがありました。
そのとき、生徒たちがなんで上手くできないのか理解ができませんでした。
ですがアレクサンダーテクニークを学んだことで一人一人に合ったレッスンができるようになりました。
生徒が上手くできたとき、悩みから解放されたときはとても嬉しい気持ちになります。
音楽との向き合い方が変わった。
学生のときは勢いで練習して、曲を仕上げていってました。
各フレーズの方向性、前後関係をカラダの使い方と考え方の両方を結び付けていく練習をしています。
今までどんだけ勢いと感覚でやってたのかを気づかされました。
レッスンを受けたことで得られたデメリット

カラダの動きを意識し過ぎて音楽に集中できなくなるときがある
アレクサンダーテクニークは自分のカラダの動きを観察することを、教師だけでなく生徒もします。
今自分のカラダをどうやって使ってるんだろう、どう動いた??って観察し過ぎて、肝心の演奏に集中できないときがある。
学生のときよりも練習できる曲数が減った。
カラダの使い方と考え方の両方を音楽に結び付けていく練習はとても時間がかかります。
いい意味でこだわる時間が増えた分、納得できないまま前に進めなくなってしまいました。
勢いでやることもできるけど、カラダに無理をさせてしまう可能性があるから時間はかかるけど丁寧に練習してます。
演奏会で奏者のカラダの使い方が気になってしまう
リサイタルや室内楽の演奏会にいくと、必然的にカラダの動きを見てしまいます。
自分に役立てる時もあります。そういうアプローチもあったのか!っていう発見がある。
どうしてもそっちばかりに目がいっちゃうと演奏に集中できなくなります。
まとめ
メリット
・フルートを構えるのがラクになった
・音が響くようになった教えることが楽しなった
・音楽との向き合い方が変わった
デメリット
・学生のときよりも練習できる曲数が減った
・演奏会で奏者のカラダの使い方が気になる
他にも書ききれていないメリットもあるんですが、デメリットはパッと思いついたのがこの3つだけでした。
このデメリットたちはこれから先メリットに変わっていく可能性があるものだと記事を書きながら気がつきました。
僕はアレクサンダーテクニークのレッスンを受けてよかったと思っています。
受ける前は宗教っぽいととか、難しそうって思ってたけど演奏に役立つことがわかった瞬間一気に興味の対象になりました。
少しでも参考になってくれると嬉しいです。
ではまた!