こんにちは。
横浜市神奈川区げんきフルート教室の岡本元輝です。
フルートを練習していると、つい「完璧に吹きたい」と思ってしまうことがあります。
音を間違えないように。
音程がぶれないように。
リズムが乱れないように。
すべての音を、納得できる音色で吹けるように。
本番で良い演奏をしたいと思うほど、そう考えるのはとても自然なことですよね。
ぼく自身も、そう思うことがあります。
でも、ふと立ち止まって考えることがあるんです。
「そもそも、完璧って何だろう?」と。
完璧の基準は、誰が決めているんだろう
完璧って、なんだか不思議な言葉です。
何をもって「完璧」とするのか、実ははっきり分からないことが多いですよね。
音を一つも間違えないこと?
リズムを正確に吹くこと?
音程を完璧に合わせること?
もちろん、どれも大切なことです。
でも、それだけが音楽の価値ではないはずです。
打率10割を目指していませんか?
アレクサンダー・テクニークの学校に通っていた頃、ある先生がこんなことを話してくださいました。
「プロ野球選手は、打率3割でも素晴らしい選手と言われる。でも音楽家は、打率10割を目指している人が多いように見える。」
その言葉を聞いたとき、ぼくは妙に納得してしまいました。
たしかに、演奏する以上はやりたい表現を追求したい。
もっと良い音を出したい。
もっと深く音楽を伝えたい。
そう思うのは、演奏者としてとても大切な気持ちです。
でも、どこかで「絶対に間違えてはいけない」「完璧にやらなければ」と思いすぎると、音楽はだんだん苦しくなってしまいます。
練習は、間違えないためだけの時間ではない
完璧を求めすぎると、練習中でさえ「間違えないように」となってしまうことがあります。
もちろん、本番を想定して集中して吹く時間は必要です。
でも、練習のすべてが「間違えないための時間」になってしまったら、どうでしょう。
本来、練習は「できないことを試してみる場所」のはずです。
「こう吹いたらどうなるだろう?」
「こんな音色にしたらどう感じるだろう?」
「このフレーズをもっと自由にできないかな?」
そんなふうに、表現の可能性を探したり、新しいことを試したりする時間でもあります。
「こうしなければ」が可能性を狭める
「こうしなければいけない。」
その思いが強くなりすぎると、練習は少しずつ義務のようになってしまいます。
本当は、音楽にはたくさんの可能性があるのに。
本当は、もっと自由に試していいのに。
「間違えないこと」だけを追いかけていると、その可能性の芽を自分で摘んでしまうことがあります。
ぼくは、レッスンで生徒さんに「こうしなければ」と伝えるよりも、「こうしてみたら、どうなるだろう?」という問いを大切にしたいと思っています。
その方が、音楽はもっと生き生きとしてくるからです。
完璧を目指すことを、やめるわけではない
ここで誤解してほしくないのは、「完璧を目指すことが悪い」と言いたいわけではないということです。
理想を持つことは、とても大切です。
より良い演奏を目指すことも、演奏者として自然なことです。
ただ、完璧を目指すあまり、今の自分を責めたり、音楽を楽しむ気持ちまで失ってしまったりするのは、少しもったいないなと思うんです。
完璧を追いかけることと、完璧に縛られることは、きっと違います。
音楽を、もっと自由に楽しむために
もし今、練習が苦しくなっているなら、少しだけ問いを変えてみてください。
「間違えないように吹く」ではなく、
「今日はどんな音を出してみよう?」
「どんな表現を試してみよう?」
そんなふうに考えてみると、練習の時間が少しだけ柔らかくなるかもしれません。
音楽は、正解を当てるためのものではなく、自分なりの表現を育てていくもの。
ぼくは、そう思っています。
一緒に、苦しくない音楽の時間を探してみませんか?
げんきフルート教室では、ただ「間違えないように吹く」ことだけを目指すのではなく、その人らしい音や表現を大切にしながらレッスンをしています。
完璧を求めすぎて練習が苦しくなっている方。
もっと自由に音楽を楽しみたい方。
そんな方は、ぜひ一度体験レッスンにいらしてください。
ぼくと一緒に、「こうしなければ」ではなく、「こうしてみたらどうなるだろう?」を楽しめる音楽の時間を探してみませんか。


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