体験レッスン
約60分/1,000円
楽器の貸し出しあり

こんにちは!
横浜市神奈川区「げんきフルート教室」の岡本元輝です。
フルートの基礎練習でおなじみの、タファネル&ゴーベール。
皆さんにとっては、どんな存在でしょうか。
取り組んでいて楽しいもの?
それとも、「やらなければならないもの」でしょうか。
正直にいうと、学生時代の僕は、基礎練習と呼ばれるものがあまり好きではありませんでした。タファネル&ゴーベールも、その一つです。
必要だとは思うけれど、気が進まない。そんなふうに取り組んでいました。
ところが、大人になってからは、基礎的な練習も楽しめるようになってきたんです。
きっかけは、基礎練習に対する考え方を少し変えたことでした。
指やアーティキュレーションを、テンポに合わせて正確に動かせること。それは、もちろん大切です。
ただ、今の僕は、それと一緒に「どんな音楽にしたいか」も考えるようにしています。
技術が身についてから音楽的に吹くのではなく、音楽として吹こうとするなかで、必要な技術も磨いていく。
そんなふうに取り組むと、同じ音型の繰り返しにも、試したいことが生まれてきます。
とはいえ、「音楽的に吹きましょう」と言われても、何をすればよいのか分からないこともありますよね。
僕が考える手がかりは、たとえばこんなことです。
一度に全部考える必要はありません。
「今日は音の向かう先を考えてみよう」
「同じ音型を、違うタンギングのニュアンスで吹いてみよう」
まずは、一つ選ぶだけでもよいと思います。
今回は、そのなかから「和音の響き」に注目してみましょう。
タファネル&ゴーベールのNo.1に出てくる、次の音型を例にします。
レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・ソ・ファ・ミ♭
(D–Es–F–G–As–G–F–Es)
そして、その次に進む音型です。
ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭・ラ♭・ソ・ファ
(Es–F–G–As–B–As–G–F)
※ここではドイツ音名を併記しています。Bはシ♭を表します。
この二つを吹くとき、背景にはどんな和音が響いているでしょうか。
今回は、最初の音型に、
シ♭・レ・ファ・ラ♭
の和音を合わせてみます。
これは変ホ長調の「属七の和音」です。次の主和音へ進みたくなるような響きを持っています。
続く音型には、
ミ♭・ソ・シ♭
という、変ホ長調の主和音を合わせてみましょう。
和音の名前になじみがなくても、今は覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは、二つの響きの違いを聴いてみてください。
近くにピアノがあれば、先ほどの和音を鳴らし、その響きに重ねて音型を吹いてみてください。
一人で同時に演奏するのが難しければ、和音を録音して、それに合わせて吹く方法もあります。
最初の音型には「シ♭・レ・ファ・ラ♭」。
次の音型には「ミ♭・ソ・シ♭」。
それぞれを試したあと、二つの音型を続けて吹いてみましょう。
次のミ♭へ向かう感じや、そこへたどり着いたときの響きは、どう聞こえるでしょうか。
和音を意識せずに吹いたときと比べて、音のつなげ方やフレーズの感じ方に違いはあるでしょうか。
はっきり違いを感じなくても、無理に変えようとしなくて構いません。まずは、聴き比べてみることから始めてみてください。
同じ音の並びでも、背景にある響きや、次の音へ向かう流れを考えると、吹き方の選択肢が生まれます。
ただ指を動かしていた音型が、一つのフレーズとして感じられるかもしれません。
タファネル&ゴーベールを、速く、正確に吹く。その練習も大切です。
でも、それだけで終わらせず、「この音型を、どんなふうに演奏したいか」も一緒に考えてみる。
僕にとって、それが基礎練習を楽しめるようになったきっかけでした。
次に楽譜を開いたら、まずは一つの音型だけ。
和音の響きを思い浮かべながら、吹いてみませんか。
フルートの悩みを、レッスンで一緒に整理してみませんか。
初めての方、久しぶりに再開する方、今の演奏を見直したい方の体験レッスンを行っています。
約60分/1,000円
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