アレクサンダーテクニーク

コントロールできるのは自分だけ

[voice icon="https://www.okamotogenki.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_6025.jpg" type="l"]こんにちは!フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。[/voice]

演奏会やコンクール、オーディションで自分の100%を出すのってなかなかできないですよね。

僕自身やりきったと思えた演奏は本当に少ないです。
悔いの残る演奏ばっかしている気がします。

悔いの残る演奏をしているときに自分がどんなことを考えているかを少し考えてみました。

うまくいったとき、うまくいかなかったときの違いを考えたらあることに気が付きました。

うまくいかないときは「演奏前、演奏中に自分がコントロールできないことばかり」を考えていました。

前に「思考が変わることで体の動きが変わる」という記事を書きましたが、ぼくたちの体をコントロールできるのは過去でも未来の思考ではなく、今の思考。

つまり演奏前や演奏中に「今、何を考えるのか」が大切です。

この記事では自分がコントロールできること、できないことをまとめました。

演奏前、演奏中に自分ではコントロールできないこと

『共演者、聴衆、審査員などの評価』
コンサートやコンクール、オーディションは演奏前、演奏中に審査員や共演者、聴衆の方々の評価は終わるまではわかりません。

考えるだけ無駄なんですよね。

頭ではわかってるのにこの思考にハマると抜け出しにくいので要注意です。

『共演者のパフォーマンス』
共演者の思考や行動はコントロールできません。
指揮者は音楽の方向性を示しますが、奏者そのものをコントロールすることはできません。

もしできる人がいたら教えてください。笑

『終わってしまった過去の演奏』
演奏中にすでに吹き終わった箇所の反省会してませんか??
演奏中にする必要はあるのでしょうか、、、

正直僕もよくやってしまうのですが、大抵いいことは起こりませんよね。

演奏している曲は止まりません。前へ前へ進んでいきます。
反省会しているうちに難しいところに突入して大事故、、、なんてことは避けたいですね。

いま演奏しているところに思考がいないと思わぬミスを引き起こすキッカケになります。

『演奏会会場の状態』
よーく響くホールもあれば、響きにくいホールがあります。

ホールはお客さんが入ることで音の響き方も変わります。
特に冬場はコートなどの衣類が夏場よりも多くなるので、音を吸収するものが増えるから変化しやすいかもです。

リハーサルではよく響いてたのに、いざ本番で吹いてみたら「あれ、、、?」なんてこともあるかもしれません。

そうなってしまったら受け入れて、いまできることに集中にしましょう。

どうあがいてもホールの状態は変えられません。

自分がコントロールできること

『思考』
自分の思考は自分がコントロールできます。
演奏まえ、演奏中にネガティブキャンペーンを始めることもできるし、演奏する曲のやるべきこと、イメージを膨らませることを考えることもできます。

考えることを決めるのは自分です。

楽譜とかに演奏前に考えることリストとか、演奏中に演奏に集中するキッカケになる言葉を書き込むのも1つの手かなと思います。

『体の使い方』
曲のフレーズにあった体の使い方をすることは自分で意識的にコントロールできます。

ここで大切なのが、演奏する曲の各フレーズで「こうやって演奏するぞ。こうやって体を使うんだ。」というのが明確であることが必要です。

つまり体の使い方を明確に思考できることが必要。

もちろんその日の体の調子によって多少の微調整は必要です。

こうやってやりたい、こうやって体を使うぞ!が不明確だと思考も迷子になりやすいです。

『独り言(セルフトーク)』
頭の中でこれからやることを1つずつ確認したりします。
声に出すことができるのであれば、声に出すのがオススメです。

あとは自分に問いかける質問なんかを言ってみたり。

・これから演奏しますか?しませんか?
・舞台に立ちますか?立ちませんか?
・自分の名前は何?
・このフレーズはどういうイメージで吹く?

と1つずつ声に出してみるといいです。

もし共演者の人がいたら一緒にやるといいです。

さいごに

僕がやりきったと思えた演奏ができたのはあるコンクールの2次予選でした。

曲のイメージやストーリー、各フレーズの方向性が明確でした。
そしてそれに合った体の使い方はこうやってやるというのも明確だったのです。

舞台袖では「ここはこうやってやる。」「ここはこの音を大事にする」「このフレーズはこういう感情」っていうのをぶつぶつ言ってました。

舞台に立って信頼するピアニストとともに自分の力を出し切れたことがすごく良かったと思います。

演奏中はいま演奏していることと、次のフレーズでやることを1つずつこなしていったら終わっていました。

本選に進むことができましたが、2次予選の曲ほど作り込めてなかったから演奏中にネガティブキャンペーンがめちゃくちゃやってきました笑笑

いい経験でした。

ただ吹くことは誰にでもできますが、自分の心と体にしっかりと落とし込んだ演奏は達成感が半端ないです。

こうやって記事にすると自分自身に向けて本番に向けてやるべきことはわかってるんでしょ??と言っているみたい。

アウトプット大事ですね。

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© 2021 岡本元輝 音楽家のためのアレクサンダー・テクニークレッスン