演奏に役立つ身体の使い方

【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み③ 腹筋の緊張

こんな方におすすめ

  • 演奏中にうまくブレスが取れない
  • ブレスをしても息が続かない
  • もっとラクにブレスを取りたい
  • 呼吸の仕組みを知りたい

こんなお悩みをお持ちのあなたに向けてこの記事を書きました。

この記事では、呼吸の仕組みについて、簡単な解剖学的な知識を混ぜながらお話ししています。

ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。

はじめに

管楽器や歌をされる方に限らず、楽器を演奏される方にとって「呼吸」はとても大切ですよね。

特に管楽器や歌は、自分の息が音になり、音楽を表現します。

僕自身フルートを演奏していて、

「息が続かない、、、」

「息がうまく吸えない、、、」

「息が吐きにくい、、、」

といったことにたくさん悩まされてきました。

 

これらの悩みに役立ったのが2つあります。

「呼吸の仕組み」を知ること。

「自分の身体で何が起きているか」を知ること。

この2つです。



効率的に身体を使って演奏するために、簡単な解剖学的な知識はものすごく役立ちます。

ですが、この知識を役立たせるために必要なのが、「自分の身体で起きていることを知ること」も大切です。

「ブレスを取るときにどんなクセがあるのか」、ということです。

 

これから何回かに分けて、「呼吸の仕組み」と「身体の動きを観察する遊び」を紹介します。

今回は、「腹筋の緊張」についてお話しします。

これまでの記事をまだご覧になっていない、という方は合わせて読んでいただけるとうれしいです。

合わせて読みたい【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み① 肺と肋骨の動き

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息を吸うときに腹筋の緊張を解除する

まずはじめに、一番大切なことをお伝えします。

息を吸うときに、腹筋の緊張を解除してあげることがとても大切です。

お腹周辺にギュッと力が入ったまま息を吸うと、

・演奏中に息がうまく吸えない

・息を吸っても、どんどん息が続かなくなっていく

こんな風になってしまう可能性が高いです。

このような経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

ここで思い出していただきたいことが1つあります。

それは「息を吸うときに動きやすい状態でいてほしいところはどこか」です。

息を吸うときに動いて欲しいのは「肋骨」

息を吸うときに動きやすい状態であって欲しいのは「肋骨」です。

肋骨が動くことで、肺のふくらむスペースができて、肺に息が入ります。

もし、肋骨が動きにくい状態になっていると、肺のふくらむスペースが少なくなってしまいます。

肋骨の動きやすさに大きく関わってくるのが「腹筋群」です。

腹筋群について

さて、腹筋群にはどんな種類があるのか、どこからどこまで筋肉が付いているのかを一緒に確認してみましょう。

外腹斜筋

腹筋群の中で一番外側にある筋肉。肋骨から骨盤までを囲むようについている。

腹直筋

腹筋と言われてパッと思いつく筋肉。

腹筋群の中で一番「ギュッ」と力が入りやすい筋肉。

内腹斜筋

外腹斜筋と腹横筋の間にある筋肉。

腹横筋

腹筋群の中で一番内側にある筋肉。

息を吐くときに、腹筋群の中で一番サポートをしてくれる筋肉です。

この筋肉はインナーマッスルのため、「使っている感覚」を得ることがむずかしい筋肉です。腹直筋のように「ギュッと力が入ったな」と感じることができません。

笑ったり、咳をするときにたくさん働きます。

腹筋が緊張していると?

先ほど腹筋群の画像を見ていただきましたが、肋骨から骨盤あたりまでびっしり付いていましたね。

もし、肋骨や骨盤についている腹筋群がギュッと緊張していたら肋骨の動きが少なくなってしまいます。

つまり、ギュッとなった状態のまま息を吸おうとすると、肋骨の動きが少なくなってしまいます。

すると、肺がふくらむスペースが少ししか生まれず、肺に息が少ししか入ってこなくなります。

腹筋群がギュッとした状態で息を吸うと、

・演奏中に息がうまく吸えない

・息を吸っても、どんどん息が続かなくなっていく

こういう状態になりやすくなってしまいます。

息を吸うときに、腹筋群の緊張をゆるめてあげることはかなり重要です!

腹筋がゆるんだ状態の呼吸を体験してみよう

実際に、腹筋がゆるんだ状態の呼吸を体験してみましょう!

とってもカンタンです!

やり方

①肩幅に立ちます

②立った状態から前屈をします。
※このとき、ひざを曲げて、お尻を後ろに突き出します。横から見ると、「く」の字に見える感じです。

③この状態で、息を吸ったり、吐いたりを繰り返します。

観察ポイント

  • 肋骨がどんな動きをしているか
  • 息を吸うとき、お腹の緊張はどうなっているか
  • 息を吐いているとき、お腹の緊張はどうなっているか

※食後はお腹が苦しくなる可能性があるので、無理はしないでください。

フルートやクラリネットなどの小型楽器の方、歌の方などは実際にこの状態で演奏してみるとよりわかりやすいです。

さて、実際にやってみていかがでしたか?

・肋骨の動きを感じることができた

・息が吐きやすかった

・息が吸いやすかった

ちょっとでも身体の変化、動きの変化を感じることができたら、この実験は大成功です!!

まとめ

まとめ

  • 腹筋がギュッと緊張していると、息が吸いにくくなる
  • 腹筋がギュッと緊張していると、肋骨の動きが少なくなる
  • 腹筋群がゆるんでいると、肋骨の動きが増える。

呼吸の仕組み③でした。

次回は「姿勢バランス」についてお話しします。

レッスンでは、実際に演奏しているところなどを見させていただきながら、その人に合った身体の使い方などを提案させていただきます。

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