演奏に役立つ身体の使い方

【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み④ 呼吸と姿勢の関係

こんな方におすすめ

  • 演奏中にうまくブレスが取れない
  • ブレスをしても息が続かない
  • もっとラクにブレスを取りたい
  • 呼吸の仕組みを知りたい

こんなお悩みをお持ちのあなたに向けてこの記事を書きました。

この記事では、呼吸の仕組みについて、簡単な解剖学的な知識を混ぜながらお話ししています。

ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。

はじめに

管楽器や歌をされる方に限らず、楽器を演奏される方にとって「呼吸」はとても大切ですよね。

特に管楽器や歌は、自分の息が音になり、音楽を表現します。

僕自身フルートを演奏していて、

「息が続かない、、、」

「息がうまく吸えない、、、」

「息が吐きにくい、、、」

といったことにたくさん悩まされてきました。

 

これらの悩みに役立ったのが2つあります。

「呼吸の仕組み」を知ること。

「自分の身体で何が起きているか」を知ること。

この2つです。

効率的に身体を使って演奏するために、簡単な解剖学的な知識はものすごく役立ちます。

ですが、この知識を役立たせるために必要なのが、「自分の身体で起きていることを知ること」なんです。

「ブレスを取るときにどんなクセがあるのか」、ということです。

今回は、「姿勢」についてお話しします。

これまでの記事をまだご覧になっていない、という方は合わせて読んでいただけるとうれしいです。

合わせて読みたい【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み① 肺と肋骨の動き

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合わせて読みたい【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み② 横隔膜の動き

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合わせて読みたい【演奏に役立つ身体の使い方】呼吸の仕組み③ 腹筋の緊張

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いい姿勢ってなんだろう?

誰かに「もっといい姿勢で」と言われたとき、あなたはどんなことをしますか??

 

・背筋を伸ばす

・身体が真っ直ぐになるようにする

・胸を張る

こんなことをする人が多いのではないでしょうか。

 

これらをしようとするときの身体の動きを観察してみましょう!

 

身体を後ろに反るような動きになりませんでしたか??

 

実は、後ろに反る動きをやりすぎてしまうと身体に負担がかかってしまうんです。

 

このことをアレクサンダーテクニークを学ぶまでぼくは知りませんでした。

よかれと思ってやっていたことだっただけに少しショックでした。

 

なぜ負担になってしまうのか、、、

脊椎の形にヒントがあります。

脊椎はまっすぐではない

まずはこちらの画像をご覧ください。

この画像を見ていただけるとわかると思いますが、脊椎の形はS字になっていますね。

脊椎はまっすぐじゃないんです。

脊椎のS字のカーブは人によって違うので、この画像はあくまでも参考程度にって思っていただければと思います。

もう1つみて欲しい部分がありますので、こちらもご覧ください。

もう1つ注目したいのが、この突起のようになっている部分です。

この突起には脊椎の動きを制限する役割があります。

もしこの突起がなかったら、脊椎が不安定になります。

呼吸の動きを制限してしまう姿勢

身体を後ろに反りすぎてしまうと、呼吸の動きに必要不可欠な「肋骨の動き」を制限してしまいます。

さらに、腹筋群を伸ばしすぎてしまうので、お腹周りの緊張にもつながってしまうのです。

つまり、呼吸がしにくい状態を自分自身で作っちゃっているんですよね。

姿勢が変わるとどれぐらい呼吸のしやすさが変わるのか試してみよう

姿勢が変わることでどれぐらい呼吸のしやすさに変化が起きるのかを実験してみましょう。

パターン①

・身体を後ろに反りながら呼吸を観察します。

パターン②

・自分の中で一番悪い姿勢で呼吸を観察します。
(背中が丸くなってもいいし、猫背になってもいいです。かんたんに言うとダラけたような感じです)

実験するときの3つポイント

  1. ・肋骨の動きの違い

  2. ・腹筋群の緊張状態の違い

  3. ・息の吐きやすさ、吸いやすいさの違い

姿勢が変わるとどんな違いが生まれるのかを試してみましょう。

 

いかがでしたか??

 

「息が吸いやすい、吸いにくい」

「息が吐きやすい、吐きにくい」

「肋骨の動きが増えた、減った」

「お腹が緊張している、ゆるんでいる」

などなどが身体の変化に気づくことができたら大成功です!!

まとめ

  • 脊椎はS字をしている

  • 身体を後ろに反る動きをし続けると身体に負担がかかる

  • 従来のいい姿勢は、呼吸に必要な動きを制限してしまう

     

もし、いま演奏するときのいい姿勢は?と聞かれたら「体全身が動きやすくて、呼吸のしやすい状態」と答えると思います。

時間が経ったら考え方が変わると思いますが。

以上、呼吸の仕組み④でした。

これで呼吸の仕組みシリーズは一旦一区切りとなります。

レッスンでは、実際に演奏しているところなどを見させていただきながら、その人に合った身体の使い方などを提案させていただきます。

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