桜井フルートとの出会い

おかもと

今日は、桜井フルートとの出会いについてお話ししたいなと思います。

日本にはたくさんのフルートメーカーがありますよね。

そのなかでも知る人ぞ知る、桜井フルートというメーカーがあります。

僕はいま桜井フルートの木管フルートを吹かせていただいています。

目次

桜井フルートとの出会い

桜井フルートとは

1959年、サクライフルートを制作、発表。家内制手工業に徹した制作を信条とし、日本製フルートの礎を築きながら多様な可能性にチャレンジし続けている。

C調フルートの他に、ピッコロ、アルトフルート、D調やE♭調など各調のフルート制作に加え、伝統的技法「巻管」製法によるシームドパイプによるフルート、世界的ブームの先駆けとなった木管フルートの制作(1980年発表)、世界デザイン博覧会に愛知県、INAXの協力により世界初のファインセラミック製フルート、ピッコロを出品(1989年)するなど、伝統を重んじた楽器制作に加え、革新的に楽器用の新素材研究、共同開発を続けている。

1997年にMRC・デュポン社製人工大理石デュポン™コーリアン®製フルート、2002年にはニッタクス社製積層強化木コムプライト製フルートを制作し、実用化に成功している。

桜井フルートホームページより抜粋

出会ったキッカケ 

桜井フルートの工房にはじめてお伺いしたのは2021年の5月。

はじめて工房にお邪魔する少し前から、ゴールドの楽器で思うように演奏できない、、、そんなフラストレーションを抱えていました。

アレクサンダーテクニークもやっているし、自分の奏法さえなんとかすればゴールドの楽器でもやれるようになる。

そう思ういながら練習してました。

そんな状況を知っている友人が「元輝に紹介したいメーカーがあるから一緒に行かない?」と誘ってくれたのがキッカケでした。

アットホームな桜井フルートの工房

桜井フルート制作所にお伺いすると、2代目の桜井秀峰さん、先代の弟・清明さん、修行中の女性、愛犬のぶんたの3名と一匹が出迎えてくれます。

とってもアットホームで、じいちゃんの家に遊びにいったような安心感があります。

先代の幸一郎さんは、亡くなられているのでお会いできないのがほんとうに残念。

写真は工房のすぐ近くにある桜。

最初に吹いた印象

初めて吹かせていただいたとき、ほとんど音を出すことができませんでした。

なーんて難しい楽器なんだ、どうやったら吹けるんだ??ってかなり戸惑いました。

でも、友人が吹いているときにはとーってもいい音がするのです。

それから度々工房に遊びにいっては少し楽器を吹かせていただく、みたいなことをしていました。

木管フルートを吹く覚悟を決める

工房に初めて伺ってから1年が経った2022年の6月、ゴールドのフルートを手放すと決めました。

実は7月に戸部クラシックというコンサート企画していて、木管とゴールドの両方でやってみようかと迷っていたんです。

ですが、2代目の秀峰さんに「木管で全部やってみなよ。覚悟決めて取り組んだ方がいい」と後押しされ木管のみでやると決めました。

かなり無茶をしたのがすでに懐かしい。

楽器と音楽、自分のカラダとココロと対話しているような時間

桜井フルートを吹かせていただくようになって感じるのが、楽器と音楽、自分のカラダとココロと対話しているような時間が増えたと思います。

そして、いい意味でも悪い意味でも自分の心身の状態が如実に表れる楽器だなぁって思います。

最後に

ずっとゴールドの楽器を吹いていくものだと思っていましたが、桜井フルートに出会ってからよい転機を迎えることができました。

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