【フルート】指が回らないときのアイディア

こんにちは!フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。

横浜市神奈川区でフルートとアレクサンダーテクニークのレッスンをしています。

こんな方におすすめ

  • 指が回らない
  • はやいパッセージになると指に力が入りすぎてしまう
  • 指が動かしにくいところを演奏していると手首や腕全体に疲労を感じる
  • もっとスムーズに、ラクに指を動かしたい。

こんなことにお悩みの方に「指を動かしやすくするためのアイディア」をご紹介したいと思います。

僕も指をはやく動かすのがすごく苦手でした。力みすぎてしまっていたり、手首が痛くなったりしました。
これから紹介するアイディアを実践したことで、指が動かしやすくなりました。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

はじめに

僕は楽器の持ち方や構え方はすごく大切だと思っています。

まず前提として指を動かすために大切なのは、指が動かしやすいフルートの持ち方であることです。

どの楽器もそうなのですが、楽器が演奏しやすい持ち方や構え方を知ることはとっても大切です。

指が動かしにくい持ち方や構え方のまま頑張ることもできますが、途中で行き詰まってしまうでしょう。

それを踏まえたうえでこちらの記事を読んでいただければと思います。

指の動きの違いを体験する

さっそくですが1つ実験をしたいと思います。下の画像をご覧ください。

各数字のところから指を動かすぞーと思いながら動かしてみましょう。
楽器を持ちながらやってみるとおもしろいと思います。

実験

・1の印から指を動かすぞーと思いながら動かす
・2の印から指を動かすぞーと思いながら動かす
・3の印から指を動かすぞーと思いながら動かす

みなさんはどこからが指を動かすのがやりやすかったですか?

ぼくの主観になってしまいますが、、、
・1は動かしてる感じはすごくするのですが、だんだんと指の動きが重くなってくる感じがします。また手首周辺に力みを感じます。

・2はなんかすごくやりにくいです。指先を動かしたいのか、どうしたいのかわからなくなる感じがします。

・3ほうは動かしている感じが少なくなっている感じがします。指が長く、ふわふわした感じで動きます。手首周辺が柔軟になったと思います。

僕は3が動かしやすいですが、気を抜くとすぐに指先でキィを推したくなっちゃいます。

ぼくは3から指を動かすことを新しい習慣として身につけることをオススメします。

ちなみにですが、3の関節は中手指節関節(MP関節)といいます。
手のひらにある虫様筋という筋肉が、主にこの関節から指を動かすお仕事をしてくれます。

もちろん他にも指を動かす筋肉はたくさんありますので、ご興味のある方は調べてみてくださいね。

さいごに

複雑な運指、はやいパッセージなどついつい力みすぎてしまいますよね。

ぼくもそうです。無理やりなんとかしようと頑張ってしまいます。
ですが最初のうちはよくても、体のどこかが悲鳴をあげてしまうかもしれません。

せっかく楽器を演奏するのであれば、ココロもカラダもハッピーな状態でやれるのが一番幸せだなと最近思います。

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