【2020】はじめての一人旅inドイツ ベルリン滞在7日目

こんにちは!
フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。

先日フルートのレッスンを受けにドイツへ一人で行ってきました。
人生初の海外一人旅!

これから一人で海外に行く方がいたら少しでも参考になればいいなと思います。

目次

ドイツ一人旅:7日目

ベルリン滞在最終日

ベルリンからライプツィヒへ移動します。

その前にワイマールで教授をしているUlf-Dieter.Schaff先生のレッスンを受けに行きました。

Ulf-Dieter.Schaff先生とのレッスン

【受講曲】

・J.S.バッハ Flute sonata BWV1020 3Mov.
・W.A.モーツァルト フルート協奏曲 Gdur 1Mov.
・G.Ph.テレマン ファンタジー7番[/box][/st-mybox]

レッスンまとめ

彼のレッスンはとにかく厳しい。

言われたことをすぐに理解し、対応できるかが大切。

オケの首席で吹いているからこそ対応力を試されているんだって思いました。

どの曲もなんですが、音の処理、リズム、強弱、様式をとにかく正確にすることを求められました。

当たり前のことかもしれませんが、この当たり前のことをすることがいかに難しいのかを身を以て知りました。

なぜそこでクレッシェンドがはいるのか。

なぜその音にアクセントがつくのか。

なぜそのように吹くのか。

なぜテンポ通りに入れないのか。

少しでも違うニュアンスや吹き方になると

「うーーん。違う。どうしてそうなるんだい?」
と問われるレッスン。

自分自身のできなさに悔しさがこみ上げました。

ほんとに悔しかった。

もし仮にドイツの大学院修士を受けるとしたら君の音楽はスケールが小さい。


ほかの受験者はもっとパリパリエネルギッシュに演奏するから埋もれてしまうと強く言われました。

なによりも27歳というのは修士を受けるには遅すぎるとさえ言われたのでものすごく心が揺らぎました。

なぜこの旅をしている?

なぜ音楽をしたい?

なぜフルートを演奏したい?

なぜドイツに来た?

と問われて頭の中が大パニック。

それだけ彼は音楽とフルートでやりたいことが明確で、真面目に取り組んできたからこそ僕の演奏が宙ぶらりんに聞こえたのでしょう。

書きながら自分は何がしたいのか改めて考えています。

漠然と演奏とアレクサンダーテクニークをしっかりと極めたいって思っていたけど、本当に揺らぎますね。

彼のところで学んでいた人はすごい。
精神的に強くなると思う。

ベルリンまとめ

ベルリンは交通量が多い印象。

多分電車も24時間動いてるのかな。

あんまり夜は出歩いたりはしなかったけど、夜遊びとかできたら楽しそう。

残念だったのがせっかく教会の鐘がなっているのに交通量の多さでかき消されてしまっていること。

ほんとに残念。

それでも音楽や芸術の文化への意識がものすごく高い。

美術館、博物館、演奏会には僕みたいな観光客もいましたが、地元の家族づれ、恋人同士、友達などいろんな世代の人が楽しんでいます。


ポップカルチャーもありますが、それ以上に芸術が根付いているんだって感じました。

日本であまり美術館に行ったことがないんです。

この旅でたくさんの絵画を見ることができて本当によかったと思ってます。

絵を見ていて『私の描きたいものはこれだ!!』って言われている気分になりました。

ベルリンでは3人の先生にレッスンを受けました。

どの先生からも学ぶことはたくさんあって、これから自分の演奏に還元していきます。
特に音色と発音、リズムに関してはしっかりと取り組みます。

先生たちが間近でものすごい熱量で演奏をするから圧倒されてしまいました。
これがヨーロッパで活躍する人たちの演奏。


アレクサンダーを使って体の使い方の分析は以前よりもできるようになったけど、もっと音楽の方にその分析力を生かしたいです。

うまくまとめられてないけど、午後はベルリンからライプツィヒへ移動します。

では

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