自分の発見と学び

『しなければならない』の呪縛

こんにちは!ハマっ子フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。

僕たちは生活をしていく中で何かしらの「くせ」を身に付けます。

それは体の動かし方、考え方どちらもです。

たとえば

・マイクを持つときに小指が上がる
・字を書くときにペンを握りすぎてしまう
・楽器を構えるときに体が後ろに反ってしまう
・本番直前に自己否定的なことを自分自身に言う。
・人から褒められても素直に受け取ることができない etc...

こういった「くせ」は無意識的に起こっていることが多いです。

僕自身にもたくさんの「くせ」があります。

 

自分の演奏に役立っている「くせ」ならいいのですが、役立っていなかったら、、、
自分の望む演奏の邪魔をしている可能性があります。

 

今日は僕の抱えているくせのなかから、「考え方のくせ」についてお話したいと思います。

「考え方のくせ」が練習を邪魔する

練習を邪魔する「考え方のくせ」があります。

 

それは、曲を練習しているとき、『〜〜しなければならない。こうあるべきだ。ねばならぬ』と狭い視野で考える「くせ」です。

練習の最初のころは『こうやって演奏したい!』と思っているはずが、いつのまにか『こう演奏しなければならない、こう演奏するべきだ!』と目的がすり替わっているのです。

 

こうするべきだ!しなければならない!って考えながら練習していると、自分の表現したいと思う音楽がどんどん離れていく感じがします。

 

結果的にできない自分自身に対して、こういうことを言います。

『こうやってやらなきゃいけないのに、できていないからだ。うまくできないとかダメじゃん。』

 

思うようにできない自分のことがどんどん嫌になって、どんどん自分を責めて自己否定のループにダイブしていきます。

これが僕の「考え方のくせ」です。

こんな状態は精神的にめちゃくちゃキツいです。できることなら避けたい。

「しなければならない」と思いはじめたら考えたいこと

考えたいこと

・『〜〜しなければならない』よりも『〜〜したい』ことはなにかを思い出す。
・理想とする表現、音色に近づけるために「今できること」や「過去の経験から使えるヒント」は何かを整理すること。
・いきなりゴールに向かうのではなく、小さなステップを具体的に明確にしていくこと。
・「こうしてみたらどうなるか?」と実験的に取り組む。

小さなステップを明確にして、実験的に取り組んでいくことで、「新しい可能性、表現や音色に出会えるチャンスが増えます。」

「くせ」が始まったら取り組んでいること

練習中に「考え方のくせ」がはじまったら、考えたいこととは別に取り組んでいることがあります。

取り組んでいること

  1. 「しなければならない」的な思考がはじまったら練習を休憩する、もしくはやめる。

    練習をやめるというのは結構できるんですよね笑
    とりあえず違う曲とか違うフレーズをやるときもあるけど、すぐに「くせ」が頭の中にやってきます。
    ねばならぬ状態はほんとに精神衛生上よろしくないから、すみやかに退散するのが吉。

  2. 納得がいかなくても「まぁいっか。しょうがないじゃん?」って自分に言う。

    これは自分にとっては難しいというか、苦労します。練習しているからこそ、完璧を求めがち。
    取り組みはじめたら、すぐに頑張りすぎまる。それもしなければならないの方向に。

    多少のミスも受け入れられる心の広さ、器を作成中です笑

  3. 自分の演奏をただの事実として受け取り、自己評価することを保留する。

    これもなかなか苦労します。
    演奏中、演奏後に必ずうまくいった、うまくいかないに飲み込まれそうになります。こんな体の使い方をした、こんなことを考えながら吹いたからこういう結果になった。
    その結果をただの事実として受け取って、じゃあもっとよくするためには何ができるか?
    と意識的に考えることをしています。

取り組み始めて

意図的に楽器に触れる時間をあえて減らしています。

楽器に触れること、演奏することに「こわさみたいな、戸惑い」を感じたから。

純粋に音楽を、フルートを楽しめないような気がしたから。

少し日にちを置いて楽器を取り出して吹くと楽しい。

それでも曲を吹いたり、さぁやるぞー!ってなると途端に「考え方のくせ」が僕の頭の中を支配することに気がつきます。

一瞬です。

いかに強く根深く身についた「考え方のくせ」ということがよーく理解しました。

まだまだ「考え方のくせ」とは長い付き合いになりそうです。

進展があったら記事にします。

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