こんにちは!
横浜市神奈川区げんきフルート教室の岡本元輝です。
フルートが上手くなりたい。
そう思っているのに、
なぜか練習する気になれない。
そんな日ってありませんか?
本当は練習した方がいいのは分かっている。
でも楽器をケースから出す気になれない。
練習を始めても集中できない。
そして、
「もっと練習しなきゃ」
と思えば思うほど気持ちは重くなっていく。
僕自身もそんな経験があります。
練習が義務になっていないだろうか
上手くなるためには練習が必要です。
これは間違いありません。
でも、
気づかないうちに
「練習しなければならない」
になってしまうことがあります。
本来は音楽を楽しみたくて始めたはずなのに、
いつの間にか義務になってしまう。
そうなると、
楽器を手に取ること自体が少し苦しくなってしまいます。
だから僕は、
練習の内容だけでなく、
練習との付き合い方も大切だと思っています。
練習は実験でもある
僕自身は、
練習をゲームのように考えることがあります。
この吹き方をしたらどうなるだろう。
息の方向を少し変えたらどうだろう。
音色は変わるだろうか。
テンポを変えたらどう感じるだろう。などなど
いろいろ試してみる。
すると、
「やらなきゃいけない練習」
ではなく、
「試してみたい実験」
になります。
練習というと、
できないことをできるようにする時間と思われがちですが、
実は自分の音や身体を観察する時間でもあると思うのです。
一度に全部やろうとしない
練習が進まなくなる理由のひとつは、
やることを増やしすぎることかもしれません。
今日はスケールもやる。
曲もやる。
高音も練習する。
リズムも見直す。
音色も改善したい。
苦手なことをできるようにする。
そう考えているうちに、
気持ちだけが疲れてしまうことがあります。
そんなときは、
ほんの少しだけでもいい。
曲の1フレーズだけ。
ロングトーンを数分だけ。
スケールをひとつだけ。
それでも十分です。
むしろ、
ひとつのことを丁寧に観察する方が、
充実した練習になることもあります。
楽器を吹かない練習もある
どうしても気分が乗らない日もあります。
そんな日は、
無理に吹かなくてもいいのかもしれません。
好きな演奏を聴く。
気になっている曲を調べる。
スコアを眺めてみる。
吹奏楽やオーケストラの曲なら、
他のパートがどんなことをしているのかを聴いてみる。
フルートとピアノの曲なら、
伴奏がどんな役割をしているのか考えてみる。
自宅にピアノがある方は、
伴奏譜を実際に弾いてみるのも面白いと思います。
全部弾けなくても大丈夫。
和音だけでも弾いてみると、
曲の雰囲気や流れが今までと違って見えてくることがあります。
こうした時間も、
立派な音楽の時間だと思うのです。
また、
指だけ動かしてみる。
楽器の持ち方や構え方を観察してみる。
身体の使い方を思い出してみる。
楽器を吹かなくてもできることは意外とたくさんあります。
音楽と長く付き合うために
僕は、
趣味で音楽を続ける上で大切なのは、
毎日頑張り続けることではなく、
長く付き合っていくことだと思っています。
調子の良い日もある。
やる気が出ない日もある。
それでいい。
大切なのは、
音楽から離れないことではなく、
また戻ってこられることなのかもしれません。
もし今、
練習する気になれない自分に少し困っているなら、
「もっと頑張らなきゃ」
ではなく、
「今日はどんなふうに音楽と関わろうかな」
そんな問いを持ってみるのも良いかもしれません。
おわりに
練習というと、
楽器を吹くことばかりを思い浮かべてしまいます。
でも、
音楽を聴くこと。
楽譜を見ること。
曲について考えること。
身体を観察すること。
そういった時間も音楽と向き合う大切な時間です。
練習する気になれない日があっても大丈夫。
そんな日は、
少し違う形で音楽と関わってみる。
するとまた、
「吹いてみようかな」
と思える日が来るかもしれません。
音楽とは、
頑張り続けることではなく、
長く付き合っていくことなのだと思います。


コメント